魚沼産コシヒカリの収穫

魚沼産コシヒカリの収穫
魚沼産コシヒカリの収穫風景

魚沼産コシヒカリの収穫風景です。冬が一歩づつ近づく山からの冷気を感じながら、秋晴れの良い日に収穫を行います。
山間部の水田には様々な動物がすんでいます。稲を荒らすのはイノシシです。生育期間中には網を張るなど田んぼの中に入って稲を踏み倒さないよう注意を払っています。また猿の集団には稲でなく畑で手を焼きます。大根やトウモロコシ、なんでもサルたちは美味しい時期を知っています。私たち人間がようやく収穫を迎え色とりどりに実った野菜をその寸前を見極め食べてしまうのです。山に近い畑はこういった面でかなり難しいのが現状です。他にもカモシカやクマが出没します。ウサギや小動物も同様です。上の「収穫写真」左の方に写っているのは私たちの愛犬です。クマが出たときに役に立つかは未知数です。
収穫後
収穫後収穫の後、いよいよ山間の魚沼は厳しい冬に突入します。上の写真の収穫した水田も二メートルを超す深い雪に覆われ、農道も閉ざされます。さらに山に直結していますので雪崩が起きる危険性があります。雪崩防止としても杉やその他の木々が植樹されていますが、雪崩の恐ろしさやその力は侮れません。むやみに冬の期間、山に分け入るのは十分な注意が必要です。
収穫の後は乾燥や籾殻の脱穀が行われますが、籾殻は冬の前にまた田んぼに戻され、その栄養を土壌がしっかりと蓄えられるよう、また土の中に住む微生物たちが活性化できるよう耕耘が行われます。魚沼産コシヒカリの収穫の後はほっと一息の安心感とともに来年へ向けての下準備が早くも行われていきます。
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