籾殻
籾殻とは、籾の一番外側にある皮の部分のことです。
稲は収穫に時期を迎える前に、その穂の部分に籾を形成します。籾殻は中のお米を守っている状態にありますので外部から保護しているともいえるでしょう。上記写真のネギ畑にまかれているのが籾殻です。(右下部分)。
秋に稲刈りを行うとこの籾殻がついた状態で、保存に適した水分調整を行うために乾燥を行い、こののち脱穀(だっこく)と言われる籾殻を取り除く作業を行います。これによって皆さんがご存知の玄米の状態となります。魚沼産コシヒカリも同様、籾殻はお米を守る重要な役割を担っています。
籾殻の利用
魚沼産コシヒカリを収穫過程で出る籾殻も土壌の力になります。この籾殻はまた稲刈りを終えた後の水田撒き、土に還元し栄養とします。他にも上記写真の籾殻は畑の土壌づくりにしている様子です。これはネギの栽培に当たって土の栄養がよりよくなるようにこのように籾殻をまいています。コシヒカリの籾殻も余すところなく大切に取り扱われています。