産地直送魚沼産コシヒカリの苗
秋には黄金色に大きく育つお米も、春には写真のようなかわいらしい赤ちゃんのようです。
田植えでは、魚沼産コシヒカリの苗を抜けているところがないかしっかり確認して植えていきます。田植え機を使っても田んぼのはじの方や抜けてしまう部分がありますのでしっかりと確認しながらコシヒカリの苗を植えていきます。一斉に育ち始める稲たちが生育に差ができないよう、田植えをする全員で丁寧に田んぼに苗を差し込んでいきます。植えられたばかりの魚沼産コシヒカリの苗に優しく風が吹きかけます。
魚沼産コシヒカリの苗を植える方法
苗を植えるのは現在田植え機を使用します。田植えを行う前に水を田んぼに入れずに冬を越した田んぼを「田かき」といって土をかき混ぜ空気を入れそこに住む微生物の動きを活発化させます。酸素を取り入れ田んぼの土を元気にします。次に苗を植えるために水を流しいれ田んぼに水を張ります。そのうえでもう一度機械を入れ今度は水と一緒に田んぼの土をかき混ぜます。空気と水と土をかき混ぜ、今年の苗を植える土壌を作っていくのです。水田に水を張った後に行う田かきを「しろかき」とも言いますが、この時に田んぼの土が平らにならないと一年を通して大変です。一定の水を張る田んぼの水量よりも土が出てしまうとそこに外から飛んできた種などが成長し、ほかの草花が育ってしまうこともあるのです。それは稲の栄養を取り、稲の成長を妨げる原因にもなります。しろかきにも特に注意を払わなければなりません。苗を植えるにもその全段階から様々な方法で苗をしっかりと植えることができるよう準備を進めていくのです。
魚沼産コシヒカリの田植えの格好
魚沼産コシヒカリの田植えの格好早春の田植えの際には、苗を植える格好として長靴にエプロンをしています。エプロンは泥除けで、エプロンを着ける人と着けない人がいます。帽子も同様です。魚沼産コシヒカリの苗を一日中植えますので、紫外線もたくさん浴びることは間違いありません。そして苗を植える格好でお気づきになるのが腰につけているかごかと思います。これは中に苗をたくさん入れておいて田んぼの真ん中で苗の補充が足りなくならないようにここからとりながら、苗を植えていきます。途中で足りなくなると苗を補充するのですが、もし田んぼの真ん中で補充する際には、田んぼの土手にいる人に苗をまとめて投げてもらいます。うまくキャッチすることもできますが田んぼの中にバシャッと落ちることも。泥だらけになるのも間違いありません。こうして皆さんにお届けできる産地直送の魚沼産コシヒカリを育てていきます。